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BY maho narita | 2020-06-25 08:00:00 | その他インテリア雑貨

”TWO TONE” シリーズ
ミルクガラス×耐熱ガラスの涼しげでモダンなキッチンウェア~

2020.06.27 (sat)~


今日は、現代のミルクガラスについてと、"TWO TONE"シリーズの製作ストーリーについて

をお伝えしていきたいと思います。

まずは3DAYSでも取り扱いのあるヴィンテージFirekingで使われていたミルクガラス。

復刻したFireking JAPAN社の食器は、電子レンジやオーブンの使用はできません。





そもそもミルクガラスは、かなりの高温で熱して製造する必要があるのと、

乳白色にするための配合が難しかったり、当時は専用の機械でオートメーションで製造していたので

大量生産が可能でしたが、現在はその機械自体もなく再現が難しい素材です。


そういった製造するにあたっての手間や技術が必要ということもあり、

耐熱性の高いミルクガラスは現代では、ほとんど実験用の試験管などで使用する

高価な素材としてのみ活用されてきました。




”TWO TONE”シリーズのミルクガラスは、試験管用ミルクガラスを製造する工場にて

耐熱性(電子レンジ、オーブン可能)のミルクガラスを使用し、

今回のマグとカラフェを製作。

独自の世界観を出すために、通常のカラーの耐熱ガラスをツートーンで組合わせることで

Firekingとも違う世界観のミルクガラスを使用したキッチンウェアを製作しました。





今回製作についてのストーリーを担当者の方にお伺いした際に、

一番思い入れを感じたお話。



「もともと皆Fireking好きでした。オリジナルのマグを作ろうと思った時に、

どう思い浮かべてもFirekingが最高のマグと思ってしまって、なかなかマグの製作に取り掛かれないまま。。

でもやっぱり作るなら耐熱のミルクガラスを使用したマグを作りたい、という話にまとまりました。」

「Firekingとは違った個性で、素敵なマグを作ろうと思った時に、

ミルクガラスだけではなく”ツートーン”デザインで、そして”うすはり”なマグ。

というデザインの形に最終的に辿り着きました。」





そして、ようやく"TWO TONE"シリーズが生まれたそうです。

発表のあと、ニューヨーク近代美術館のMOMAから声がかかり、

MOMAのカタログに掲載されるなど、デザインと品質を評価された素晴らしい食器たち。

(もっとMOMAを謳ったほうがいいんじゃないですか。。。!!と思わず言ってしまった私。。)


明日は、そんな”TWO TONE”のアイテム紹介編をお送りします。



本日6月21日より、カラーズ新イベント!『カラーズの森』がSTARTしています。
何?何?!とまだ知らない方はこちらで振り返ってみましょう♪


6月24日は系列店BOLIGのLOOKBOOKで第5話をやっています♪
ぜひ毎日読み続けてくださいね!
毎日、朝10時に物語が更新されます。
読み続けないと次へ進めなくなりますので、※ココ注意です※


 

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