意外にも好評だった、絵のストーリーのお話。
Weillの描いているストーリーと、私の視点と妄想の世界のお話です。
絵を観ているとじわじわと気づきがあります。
それが作家の意図であっても無くても、
きっとアートには言葉にしなくても伝わる、そんなメッセージ性があります。
そこにフューチャーして絵を観てみるのも、楽しみ方のひとつ、と思うのです。
それでは、何かの時間の合間にでも、ストーリー、どうぞお楽しみください。
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『WILDFLOWERS』
これは野生の美しさと神秘の物語。
私たちが心を開いた時、世界はどんな風に不思議と発見に満ちているかというお話です。
名一杯に伸びた枝と、咲き誇る沢山のお花。
一目で圧倒される木々を眺めると、それまでに見えていなかった景色が一気に広がるような感覚。
色とりどりに咲いた花以外にも、沢山のことに気づくこの女の子のように、
私たちも大自然を前に一歩立ち止まると、何か大切なことに気づくきっかけになるのかもしれません。
芝に置かれたカゴも、ハッとした瞬間に思わず手を離れ、落としてしまったように感じます。
その目線の先には、遠くまで晴れ渡るような空と、光が差し込む、
そんな素敵な未来を見せてくれます。
『SEATED NUDE』
人の身体の、自然な曲線的なラインはとても美しい。
美術史をさかのぼっても、偉大なヌード絵画の数々は、
多種多様な作家が様々なタッチで描いてきた、アートの原点ともいえます。
光が絵に当たるとき、葉の影が女性の背に移る様は、
まるでそこにいるかのような、立体感を演出しています。
『EINSTEIN』
「我々が持てる最も美しい体験は、ミステリアスなものだ。
真の芸術と科学というステージにたつ、根本的な情熱なのだ。」
- アルバート・アインシュタイン
この肖像画は、真実の探求、美しさ、そして彼らがそうである不思議な謎として
私たちの生活を送る努力への小さな賛辞です。
柔らかの表情の中に、一点を見つめるアインシュタインの眼には、
情熱が宿っているように見えます。
ついつい、デスク周りに飾りたくなる絵だな。
なんて想像して、ヴィンテージデスクの上で本と一緒に写真を撮っていました。
引き続き、それぞれの絵のストーリー。
お楽しみください♪
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