David Weidman × Fatlava 展
2020.10.17(sat)~
(3DAYS × 3DAYS GRUNGE)
ついに、David Weidman解禁の日が近づいて参りました。
ただいま着々と準備を進めている最中です。
まずは、なぜこの企画をやろうと思ったのか?という始まりから、
少しお話させていただけたらと思います。
(少しで収まらないかもしれない。。。)
今回は、初めからDavid Weidmanのアートと、
3DAYS GRUNGEで取り扱うメインアイテムといっても過言ではない、
「Fatlava」という陶器をコラボさせようと考え始めた企画。
もともとどちらも個人的に特に好きなアイテムのひとつで、
密かにコレクションしている2アイテムは、やたらと相性がいいのです。
別の撮影の際も何度かWeidmanの絵に合わせて、Fatlavaを借りてコーディネートする機会がありました。
生まれた国は違えど、生まれた時代が同じであること、
共通する「ミッドセンチュリー」をテーマに、
何かビビビっとくるそれだけでは片付けられない繋がりがある気がしました。
時を戻して、ミッドセンチュリーと呼ばれる時代は1920年代~を指します。
インテリアの世界では、第二次世界大戦後、1950~70年代に生まれたデザイン、
インテリアのことをそう呼ぶことが多いです。
1920年代、ドイツ中部の街ワイマール共和国に「バウハウス」という美術学校が設立。
そこでは工芸、写真、デザイン、美術、建築など総合的な教育を行っていました。
その歴史は短いながら、その功績は大きく、モダンデザインの基礎を作りました。
しかしヒトラーの台頭によって学校を閉鎖しなければいけなくなった後、
多くの教師陣は、アメリカや北欧など各地に亡命をし、
その後世界中にバウハウスの理念を広めていきました。
Weidmanは、1921年生まれ。まさにミッドセンチュリーの時代を生きた作家です。
Weidmanが活発に作家活動をしていた時代は、ミッドセンチュリー期と呼ばれる1950~70年代。
「ミッドセンチュリーモダン」の概念がアメリカでも広まっていき、
素晴らしいデザインが生まれた時代の真っ只中です。
彼の人生の中で、ドイツ・バウハウスで生まれたモダンデザインの概念は、
当時アメリカにも普及し、きっと彼にも強く影響を及ぼしたのではないかと私は思います。
言葉でなかなか表すことのできない、
Weidman's artと、Fatlavaの相性を紐解きたい思いと、
ただただ、組み合わせた瞬間の素敵な感動を味わいたい、という両方の思いを秘めながら。
結果、長くなってしまいましたね。(笑)
明日のPICKUP ITEMでは、
- Weidman's artと陶器 -
をお送りします。どうぞお楽しみに♪♪