Mexican Folk Art展
ーオトミ族の刺繍ー
2021.06.04(Fri)~
メキシコの北東に位置するイダルゴ州テナンゴ地方の山間部に居住してきたオトミ族。
神話などに登場する植物や動物をモチーフに、色とりどりのカラフルな刺繍糸で丁寧に刺繍されています。
過去には、エルメスがその美しいデザインに注目し、
商品開発を行ったことでその名は一気に世界に広まりました。
地域の神話にも登場する、この様々な生き物のモチーフは、
オトミ族の住む地域で見ることのできる動物や植物。
メキシコ産の風合いのよいマンタという白い綿布に図案を描き、
塗り絵のように隙間なく刺繍が縫い込まれていきます。
オトミ刺繍で使われているのは、刺繍でも基本技術である「サテンステッチ」という製法。
使用する糸量の節約のため、表側にのみ糸が出る特別なサテンステッチで刺繍されます。
現地の女性達による手刺繍で、ひとつひとつ時間をかけて丁寧に作られており、
一針一針丁寧に手で刺していくと、1メートル四方の刺繍で3~4か月もの時間かかるそうです!
今回はランチョンマットサイズ、コースターサイズですが、
これだけでも1日くらいかかりそうです。。。
小さいサイズも十分贅沢にカラフルな刺繍です。
額装してもよし、タペストリーのようにしてもよし。
飾り方いろいろ♪楽しいオトミ刺繡をインテリアに取り入れて、
少し早い夏を感じてみては?^^
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