Jean-Pierre Weill / 3D painting art
2020.5.11(mon)~
ポスターでも、水彩画でも、油絵でも、シルクスクリーンでもない、
ガラスに絵を施し、何層にも重ねた絵が一枚の立体的な絵となる
3D painting art
重なる事によって、一枚の絵になるように絵が施されているため、
一枚一枚に描かれている部分は、それぞれ違います。
よって見る角度によっても、絵の見え方が変わってきます。
1992年からスタートした、Jean-Pierre Weill's art。
親子と、サポートスタッフによって一枚一枚手作業で描かれる、
とてもとても手の込んだ作品たち。
絵のサイズはそれぞれですが、一枚の作品を作り上げるのに、計3枚の絵を描いて完成します。
(地色の絵、内側ガラスの絵、表面ガラスの絵)
重なり合った事を想定して、仕上げていくので、感覚だけでは絶対に作れないですね。。。
そしてガラスならではの、光が当たる事での変化が面白いんです。
表面のガラスに描かれた絵が、光が当たる事で影を作ったり、
時間帯によっても、違う表情を見せてくれます。
勝手な解釈ですが、Firekingのミルクガラスを好んで使ってくれる方は良さのポイントを
語らずもがな、よく理解してくださる気がします。。。
ガラスは光があってこそ、生きる素材ですね。
夕方の絵の表情。
より影がくっきりと出た事で、3D感が強まりました。
そして、3Dアートならではなのですが、、、
何層にも重ねられた絵には、作者の遊び心も垣間見る作品が沢山あります。
メインには描かれていない山羊。
あら。角度を変えてみたら、パチッと目が合いました♪
何年経っても発見がありそうな、Jean-Pierre Weillの3D painting art。
次回は、mini collectionをお送りします♪