アメリカを代表するMid Century Glass
ーHiggins Glassー
2021.08.14(sat)~
1948年にシカゴの小さなアパートから創作活動をスタートさせ、
アメリカのガラスウエア文化における革新者となった、マイケル&フランシス・ヒギンス夫妻。
当時としては、革新的なフュージョンガラスの技術とアイデアを駆使し、
フュージョンガラスの石杖を築いたといっても過言ではありません。
ミッドセンチュリーを代表するガラスメーカー。
イタリアはムラーノ、スウェーデンはStrömbergshyttan(ストレムベリ)
アメリカは?と聞かれたら、Blenko社と並ぶ有名メーカー、Higgins Glassです。
1999年にMichaelさんが、2004年にFrancesさんが亡くなってしまってからは
2人の意志を受け継ぐ職人さんたちが跡を継ぎ、
今もなお、Higgins Glassとしてガラス製品を作り続けており、
ミッドセンチュリー好きなコレクターを魅了し続けています。
こちらは当時のマイケルさん。
ガラスのボウルを頭に被って、笑顔が可愛い一枚♪
いつの時代のどんな写真を見ても、本当に仲良しな二人です。
彼らは彫刻家のアレクサンダー・カルダーと、画家のジョアン・ミロに
影響を受けたと語る、色彩と幾何学的なパターンが特徴的です。
アレクサンダー・カルダー(1898)
アレクサンダー・カルダーは、世界で初めて”モビール”を発明した人。
ジョアン・ミロ(1893)
スペイン・バルセロナ出身の画家。具象と抽象のあいだをいくような独特な画風。
さて、明日はHiggins Glassの魅力について、
具体的な技法や技術などをご紹介していきます♪
お楽しみに!
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