ハンガリーヴィンテージコレクション
2020.12.19(sat)~
~ファブリック編~
そろそろクリスマス、もそうですが、年末年始の暮らしが頭を過る。
そんな時期になりました。
日常の気分を左右するお部屋は、使いやすくすっきりと整えたり、
お気に入りのものを取り入れて新年を迎えたいですね。
3DAYSでは、ハンガリーからヴィンテージのファブリックや、
フラワーベース、琺瑯ものなどが届きました。
ハンガリーヴィンテージって、なかなか日本で馴染みがないかと思います。
3DAYSでも初めての入荷。
ほっこりとした刺繍や、ハンドペイントの焼き物などが有名です。
旧社会主義国であるハンガリーは、自国での文化を独自に発展させていった歴史的背景があります。
そのため、なかなか情報量が少ないというところがあるのですが、
デザインからは独特の文化を持った国らしい、個性が感じられるものが見つかりました。
約幅160cm×縦70cmのタペストリーは、
太陽が描かれていたり、植物の芽が出る、果樹が実る、
そんなモチーフがあしらわれたデザイン。
ディーラーさん曰く、床に敷いても素敵です。とのこと。
糸に光沢があるので、光のあたる角度で色の濃さが変わります。
とても面白い柄が描かれているタペストリー兼ラグのファブリック、
どこか。。。独特な雰囲気。
北欧でもないし、フランスやイギリスのような雰囲気とも違う。
そして東欧ドイツやポーランドとも、なんだか近いようでちょっと違います。
1600年代の話ですが、オスマン帝国領(現在のトルコ)だったハンガリー。
そんな歴史もあり、ハンガリーはトルコやローマの影響が反映されたものが多くあるそうです。
このタペストリーに関しては、そんなどこかの文化が混ざったように感じるデザインです。
国はハンガリーといえ、時代は全てミッドセンチュリー。
1950~70年代のものが多いです。
ハンガリーの作家の中でも名のある、Éva Németh。
北欧のようなタペストリーですが、当時ハンガリーでÉva Némethのデザインで作られました。
なかなかこちらも情報が少ないのですが、ハンガリー人が当時アメリカやヨーロッパで販売する目的で
製作されたものではないかと言われています。
すべてウール100%。
温かみのあるデザインです。
かなり大きなものだと、手が出せない値段で海外では出回っていますが、
今回は小ぶりなサイズが3点ほど入荷しました。
さて、明日は陶器のフラワーベースや琺瑯のアイテムをご紹介します。
お楽しみに。